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■ON水産観光センター基本構想(共同設計)

@映像ホールと観光市場をもつ漁業のまちの地域活性化施設
A「バス停→入口ホール→展示室→ゲート→レストラン→店舗→バス停」という一連の
   動線をもつ施設づくり

◆基本方針−漁業のまちの地域活性化施設
@何度も訪れたくなり、知的好奇心を喚起す
   る内容
A建築文化の創造と伝統の継承を誘発する
   建築
B永い時間の経過に耐えられる空間計画
◆配置計画
道路の東側に水産観光センター、西側に観光市場を置く。両者は道路上の橋でつながり、円弧状広場を共有する。来客の主動線はこの円弧状広場に面する。
◆動線計画
客とサービスの動線を明確に分離する。来客の動線は、「バス停→入口ホール→展示室→

タウン・ゲイト(橋)→レストラン→店舗→バス停」となり、常に広場への眺望を意識した動線とする。
◆平面計画
水産観光センターは、海と水産に関する展示や体験を通じて知識を習得し楽しむ空間、観光市場は物産館である。 ここへは単独にはもちろんのこと、2階レベルで観光センター側から入館し、海への眺望を享受しながら食事し、 1階に降りて海産物を買ってもらう。この一連の動線の後、バス停から帰途につく。

所 在 地 宮城県
構造規模 RC造地上3階建 延約5,000u


海側全景
ON水産観光センター
山側全景