■兵庫県立篠山鳳鳴高校創立120周年記念館計画 |
−開かれた大小集会室と展示室 @1学年300余名収容できる多目的ホール A創設者の青山文庫ほか重要資料の収蔵・展示空間 |
◆記念館を建てる目的は何か 母校の創立120周年記念館は、卒業生だけでなく、在校生や教職員、更には篠山という地域社会に開かれたものでありたいと思います。これら相互間の交流や研修、資料の収蔵と展示などを通じて多くの人々の親睦を深め、信頼と連帯の気風を築く場、更には、これからの新しい伝統をつくる拠点としたいものです。 ◆どんな建築がふさわしいか 風景に馴染む勾配屋根によって篠山の地域性を表現し、象徴性と独自性をもたせたいと思います。 集会、研修、各種のイベントなど多目的な利用に対処でき、多数の人が同時に集合しますから、わかりやすい諸室の配置と緊急時の安全性の確保が最も大切です。 ◆どんな内容をもっているか この記念館は校舎の北側に、鉄骨造平家建 |
で建ちます。人数に応じた3種類の集会室と展示室などにより構成されています。 @大ホール(集会室1):学年単位の人数に対応し3百余名収容できます。中央が水平の床で目的に応じて様々な使い方ができます。 A和室(集会室2):厨房をもつ20名収容の和室が2室隣あっています。2室間の可動間仕切をとれば大きな和室となり、1クラス40人の集会室に使えます。 B会議室(集会室3):より少人数の20人程度の集いに適する室です。これらはイベント開催時の大ホールの控室でもあります。 C展示室(収蔵庫):創設者はじめ本校の重要資料を収集保管し、展示・公開します。
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外観模型:風景に馴染むような勾配屋根を架ける | 平面模型:大小集会室と展示室からなる | |